百足庵 | 染の種

染の種pasar aki... ユックリ日記

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2009.12.10 Thursday
「泥草鞋、踏み入れて其処に酒をわかす、この国の囲炉裏なつかしきかな」

女性やおばちゃんが怖い僕たちには、「女の霊力と家の神」、柳田國男の「妹の力」より発展した「ヒメの民俗学」がためになる。
不可思議な威力を駆使する女を人びとは尊敬と畏怖をもって「ヒメ」と呼んだ。


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一階

2009.12.09 Wednesday







生活のための物が何もなくなると、畳、鴨居、敷居、石州和紙を張った障子と襖が残った。
こんなに広かったのか・・・
なにもない暮らしが良い。


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二階

2009.12.08 Tuesday





やっと二階に何もなくなった。



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梁塵

2009.12.07 Monday

遊びをせんとや生れけむ、梁の上に積もる百年の塵さえ動くほど

アトリエの上は納屋になっていて百足庵の梁の一部がよく見える。
百年分の塵も積もっている。
こんな梁を見ていると白川静 さんの「漢字の世界」を読み直したくなる。
梁構造は漢字のようだ。
漢字はその一字ずつ、一画ずつが神の依代づくりのプロセスである。
鳥居を見るとそんな感じがよくわかる。
その鳥居が箱構造になり家になると屋根を支えるこんな梁が組まれる。

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2009.12.06 Sunday
厨房以外の水周りがほぼ片付いた。床に琉球藍の染みだけを残して「紺屋染め吉」は終わる。
僕はこの「場」から「不在」になる。

水周りにはなんだか「死」の匂いがする。水を介して「死」は行き来する。

僕も相米慎二やフランソワ・トリュフォーの永眠した年齢に近づいてきた。

相米慎二映画の撮影は、夜の土砂降りの雨の中で行なわれることが多かった。
『台風クラブ』では、暗い校庭一面に水があふれる田舎の中学、暴風が吹き荒れる東京の繁華街を雨に打たれて彷徨う家出した少女。
『お引越し』では、不意に目の前に出現した暗い湖に身をひたし女になる少女。
『ションベン・ライダー』では、銃撃戦の中、堀に浮かんだ何本もの材木を飛び移りながら、何度も水に落ちてもはい上がる子供たち。

大好きな映画ですが、最高の作品とはいいがたい『風花』(2000)を遺作として53歳で病死した相米慎二は13本の作品しか残せなかった。やりたいほうだい多くの作品を残したフランソワ・トリュフォーの52年間の人生と比べれば相米慎二の死は痛ましい夭折です。1980年代の日本映画がかかえ込んでいた歴史的な不幸の嵐の中に相米慎二もいて、あれだけの作品を残したのだからすごいことです。そのなかのもっとも美しい作品の一つが『お引越し』(93)です。


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お引越し

2009.12.05 Saturday






ヘトヘト
だいぶ、荷物は減ったんだけどなー
まだまだ


四方田さんが、「まるで小津安二郎のフィルムに出てきそうな作り」とかいって月島のちいさな長屋へ引っ越す騒動を淡々と描きながら、しだいに月島の歴史や人々の情感にふれ、石川淳の『衣裳』の女の部屋が自分の部屋と寸分違わないものであることに気がついていく、なかなかスイな随筆。

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キウイフルーツ

2009.12.04 Friday
毎日、パサールや長屋に荷物を運び出している。もう何回運んだかわからなくなった。
長屋の屋根裏。
長屋の庭には大きなキウイの木があり、今日も20個は収穫できた。
キウイフルーツは熱帯果実のイメージだけれど耐寒性があり最低気温-10℃の地域でも栽培可能だと。


評価:
¥ 580
コメント: 監督: 小津安二郎 出演: 飯田蝶子, 青木富夫, 河村黎吉, 笠智衆, 坂本武

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フェアリーテール

2009.12.03 Thursday
朝起きると渡り廊下の下に揃えてあった下駄が動いていた。この家の床下に暮らす妖精たちも引越しを始めたようだ。
雨。片付けはいっこうにすすまない。


十八世紀初頭、産業革命の進展とともに世界帝国にのしあがっていくイギリスに、神話やフェアリーテールが街燈の光や蒸気機関の煙の影に姿をかえて出現したと解説してあります。
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紺屋

2009.12.02 Wednesday
この暖簾と床の染みだけが、かってここが紺屋だったことを記憶している。

藍瓶しかなかった染場には、流木、古材、民具、石、貝、金属、ガラス、種など愛すべきガラクタ達が集まり、それらを加工するための多様な道具たちも集まり足の踏み場もない。





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落石

2009.12.01 Tuesday



崖を見るとアンソニーマンを思い出し、砂がさらさらと落ちてくると「ピラミッド」のハワードホークスを思い出す。やっぱ、バスターキートンのようには闘えないからね。
というわけで、引っ越すことになりました。


評価:
ジェイムズ・スチュアート,ジャネット・リー,ロバート・ライアン,ラルフ・ミーカー,ジェイムズ・スチュワート,ウィリアム・メラー,サム・ロルフェ,ハロルド・ブルーム

Howard Hawks,Lee Garmes,Arthur Siteman,Chuck Hansen,Harold Jack Bloom,Harry Kurnitz,William Faulkner

バスター・キートン,T.ロイ・バーンズ,クライド・ブルックマン,ジーン・ハーヴェッツ,ジョセフ・ミッチェル

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